上月財団は1982年に「日本の将来は教育にあり」という理念のもと発足しました。
これからの社会を担う若者たちのためという当初からの篤い想いをもってスポーツ・教育・文化の振興と発展を目的に事業を推進し、この度、設立40周年を迎えました。
当時、欧米諸国では民間人が教育に対して財政的援助を行うなど積極的に参画していることを知り、微力ながら社会に貢献できればという考えを軸に、1982年、上月教育財団を設立し活動を開始しました。
手探りの状態で始まった運営でしたが、関係各位の多大なるお力添えもあって、やがて軌道に乗り、2000年に上月情報教育財団、2003年に上月スポーツ財団を新たに設立、2005年にはこれら3つの財団を上月スポーツ・教育財団として統合し、スポーツ・教育・文化を柱に全国的規模で事業を展開するまでに発展することができました。
設立から10年また10年と順調に年月を重ねていき、2013年には公益法人制度改革に則って「一般財団法人 上月財団」へ移行、今日に至るまで8,100件を超える助成を実施してまいりました。
これもひとえに財団の礎を築くにあたって、兵庫県教育委員会並びに文部科学省、スポーツ庁、文化庁の皆様からのご指導をはじめ、スポーツ・教育関連団体の皆様のご協力、また事業運営に携わっていただきました多くの先達の方々、関係各位のご尽力の賜物と、深く感謝申し上げます。
さて、この度、これまでの歩みを振り返る「一般財団法人 上月財団 40周年記念誌」を発刊する運びとなりました。各界の方々からのご祝辞のほか、設立以来の歴史、東京オリンピック・北京オリンピックで日本に金メダルをもたらした選手、クリエイティブな分野で活躍する方々へのインタビュー、事業記録などを収録いたしました。編集に際してご協力いただきました皆様に厚く御礼申し上げますとともに、本記念誌が未来への事業展開に向けて新たな礎になることを願っております。
今後とも設立当初の理念を継承しつつ、公正かつ健全な事業運営に努め、より一層の社会貢献を果たす所存でございますので、これからも変わらぬご指導ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。
2022年8月吉日