一般財団法人上月財団40周年を迎え、上月理事長を始め、役員の皆様に心よりお祝い申し上げます。
上月財団の永年にわたる活動は、スポーツ選手支援事業、表彰制度及び大会助成と多岐にわたり、スポーツ文化の醸成に多大な貢献と競技力の向上に努められております。
私たちを取り巻く社会や環境は、大きく変化しています。デジタル技術の普及に加え、新型コロナウイルス感染症拡大をきっかけに働き方も大きく変わりました。スポーツ界でもリモート観戦が定着し、SNSを通じてアスリートが多くの方々と直接繋がれるようになりました。一方で昨年開催された東京2020大会では、アスリートが競技に挑む姿や、互いに尊敬・尊重し友情を深める姿から、変わらないスポーツの素晴らしさを実感したことと思います。そして、直接観戦することで感じるスポーツの持つ力を感じることもありました。
上月財団の関係者の方々には、トップアスリートの競技力向上の支援事業として2002年から20回目を迎え延べ1,250名、上月スポーツ賞の表彰では延べ301名、そして、スポーツ団体・競技大会助成事業として414件の助成事業を実施していただきました。このような事業はアスリート及び指導者の競技環境を整えるとともに事業を通したより良い社会の形成及び発展に寄与しております。本会と共通する理念の基、ともに連携し、取り組んでまいりたいと思います。
JOCでは、東京2020大会後にJOC Vision2064を発表しました。アスリートが示した勇気や希望、仲間との交流、スポーツを直に感じることで得られる感動、目標に向かって努力する姿を通して伝わる諦めない気持ちなど、スポーツだからこそ持つ意味を大切にしながら、時代にあった新しいスポーツの価値を生み出し、広めていくことが本会の役割として考えています。「スポーツの価値を守り、創り、伝える」を基に、オリンピズムが浸透している社会の実現、憧れられるアスリートの育成、スポーツで社会課題の解決に貢献するとした活動指針を掲げ、諸活動を進めてまいります。
結びに、上月理事長を始め関係者の方々におかれましては、スポーツの普及・発展、そして選手強化に今まで以上のご尽力をお願い申し上げるとともに、一般財団法人上月財団の益々のご発展を祈念し、創立40周年に寄せることばとさせていただきます。